かわね路号の千頭到着後、割といい接続でトロッコ列車に乗ることが出来ます。ツアー客などもいてかなりのお客さん。進行方向右が4人掛け、左が2人掛けだったので、左に陣取りましたが、これはミスでした。車窓はほぼ右側に大井川。左側は斜面です。景観は断然右側です。
例えば、これが右側の車窓。そして、左側の典型的な車窓が次の写真。
水面がエメラルドグリーンなのが素晴らしくきれいな風景が右側に拡がりますので、乗る際には右側を陣取りましょう。なお、編成によっては展望車のような客車が接続されていることも。冬は寒いでしょうけど、それ以外なら是非乗ってみたいところ。二日目にのった編成につながってましたが、途中駅から乗ったので、既に陣取られてました(笑)。
さて、機関車は全て千頭側。これは勾配を上る路線は安全性の面から大抵そうなってますね。なので、先頭の客車は制御車になっていて、運転席がついてます。こんな感じ。
この路線の見所の1つ。アプト区間。そこで連結される電気機関車。かなり大きいです。こんなに大きさが違います。
ここは「アプトいちしろ駅」です。連結シーンがおがめます。かなりの人が写真を撮りに来てました。線路反対側の川もきれいですよ。
このアプト区間。かなりの急勾配です。乗っているときも実感できますが、帰りにのったバスからみて、勾配具合がしっかり実感できました。
まるで銀河鉄道999のカタパルトレールのような風情です。この区間は1区間のみ。登った先の駅でも切り離し作業があります。
さて、1日目は「奥大井湖上駅」で途中下車し、寸又峡温泉行きのバスに乗るため、「奥泉駅」に戻りました。「奥大井湖上駅」については別記事します。
また、2日目は「奥泉駅」から約1年ぶりに開通した終点の「井川駅」をめざしました。このあたりも別記事にします。
エメラルドグリーンの水面。ガタガタとゆっくり上っていく風情。旅情ありますので、1度は是非ご乗車ください。この線は森林鉄道ではありませんが、森林鉄道を描いた昔好きだった絵本、「さだおばさん」を思いだしました。