2018年6月18日月曜日

尾上温泉リトリート


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今年から試みている数ヶ月に一回のリトリート。今回は尾上温泉にきてみました。これはまとめ記事です。今回は関西を襲った地震をもろに受け、あまりリトリートになってない感じもしますが、旅行としては楽しめました。1泊2日ですが、1記事にまとめます。

⬛️ しらさぎ初乗車

はじめて、しらさぎに乗りました。名古屋から米原はがらがら。新垂井線をしれーっと通っていきます。米原では、かなりの人が乗ってきます。ここで方向転換することを知らずに、シート転換でおくれました。

長浜でしらさぎから普通電車に乗り換え、宿の最寄り駅、高月に。

宿に行く前に、気になるそば屋で昼食を。空いてるのかどうか不安でしたが、空いてました。

 ▢ 十割蕎麦 坊主Bar 一休



駅から宿へは送迎バスで移動。宿の記事はまとめていますのでこちらから。

⬛️ 旅館 紅鮎


⬛️ 2日目になんと地震に遭遇

旅館で朝風呂につかる際、結構な揺れ。テレビで見ると大阪が大変な事に。その時はまだ他人事でしたが、このあたりの鉄道は関西圏の端に位置するので、大阪で列車が動かなくなると連動して止まってしまいます。さて、こまった。

旅館の人も心配してくれ、高月駅への送迎は、鉄道が動き出すまで、旅館でゆっくりしてくださいとも申し出てくれました。長浜で観光予定と伝えると、じゃあ、長浜までお送りしますとのことでご厚意に甘えることに。

⬛️ 長浜城



送迎していただきつつ、まずは長浜城に行かれてはということで、立ち寄りました。琵琶湖のすぐそばのお城で、天守閣からみる琵琶湖はなかなか雄大でした。お城の周りが公園になってます。



こういうなかなか絵になる光景が広がっています。しばしたたずみつつ、長浜観光のメインディッシュである長浜鉄道スクエアをめざします。歩いてさほどかからないところにあります。

⬛️ 長浜鉄道スクエア


⬛️ 慶雲閣


長浜鉄道スクエアの向かいが、有名な庭園の慶雲閣。まだまだ鉄道は動きそうにないので立ち寄ってきました。庭も広くてすばらしいのですが、自分的には座敷の広さにちょっと感動しました。

▷ 慶雲閣

⬛️ 鳥喜多

お昼は本当に迷いましたが、てれてれ歩いて丁度店の前だったので、ここに。


⬛️ 黒壁横丁?


昼ご飯を食べたのにもかかわらず、この辺で有名なサラダパンもおさえたいと思い、駅前のスーパーに行ってみたら、なんとこんな感じ。残念。

まだ、鉄道は動きそうにないので、もう少し観光することに。ぶらぶら歩いていると





大魔神がいました。海洋堂のショップらしい。他にもキャラクターいそうなものなのに大魔神って。私のセンスにピッタリ。しかも、地震で足で足止めという今の心情にもピッタリ。


⬛️  路線バスという手があった!




未だ、鉄道は運休。ただ、米原まで行けば、JR東海は動いているかも知れないし、新幹線もある。とにかく、米原まで移動したい。長浜から米原はさほど距離がない。タクシーか? とおもったら、本数は少ないけども路線バスがある。おそらくは同じ考えな人がいると思われ、1時間くらい前から並びました。その時は5人くらいだったのですが、続々と人が増え、あっというの間に40人くらいの列が。しかもやってきたバスが、田舎のちょい小型のバス。私は座れましたが、トンデモな混雑(しかも、割り込みとかいる始末。しかも、隣に座ったりして、ちょっとカチンときました)。

身動きとれないような混雑のまま、約30分位。なんとか米原に。この時点で新幹線は動き出しています。ちょっと馬鹿馬鹿しいけど、新幹線で名古屋へ帰ることに。

ちょっと小腹が減ったので、久々の駅の立ち食い。おそらくこういう機会がないと米原駅の新幹線ホーム立ち食いにはいかないでしょう。

 ▢ 井筒屋@新幹線ホーム


ほどなく、こだまがやってきました。乗ってしまえばあっというまに名古屋です。

⬛️  今回のリトリートの総括

リトリート目的の旅は2回目ですが、今回、1日目はよかったけど、2日目は地震対応で完全に持っていかれました。

とはいえ、やはり、琵琶湖のせせらぎに耳を傾けながら、ぼーっと温泉につかり、ぽつぽつ浮かんでいる気持ちに目を向けながら過ごす体験は、代えがたいものです。

こういう旅、年に数回は持ちたいとなあという気持ちを再確認できました。




長浜鉄道スクエア


長浜観光のお目当てはこちらです。とはいえ、おそらくはこじんまりした感じかなと思っていたら、なかなか充実した展示物。丁寧にみたので90分位滞在しました。


外観はこんな感じ。これは当時の長浜駅らしい。庭?にはいくつかの鉄道関係のオブジェがあります。


そして、当時の状況を表す模型がこちら。当時、東海道本線を想起に完成させるため、琵琶湖は船で連絡していました。ここで琵琶湖の鉄道連絡船に接続していたようです。この手の鉄道の歴史は結構興味深い。


静態保存車輌が2台。屋内なので保存状態は良好です。蒸機びいきの私ですが、手前のD51よりは、奥のED70に注目したいところ。交直両用電機です。小粒だけどパワーのある優れものです。こういうちゃんと保存されているカマはいいですね。しばし眺めて感慨に耽りました。

ちなみに直流と交流の切り替えポイントが長浜にあります。先の琵琶湖鉄道連絡船の件とあわせて、長浜は、鉄道の歴史上、なかなか面白い役割を果たしています。


平日でしかも地震の当日。訪問者はごくわずか。しっかりと展示物を堪能しました。ただ、いまだ鉄道が止まっているのが不安要素。今日中に帰れるのでしょうか。

▷ 長浜鉄道スクエア




2018年6月17日日曜日

旅館 紅鮎


今回は琵琶湖を眺めながら温泉につかり、鮎を堪能できるこのお店でリトリート。部屋も広くなんといっても部屋に小さめだけど露天がついているのがいい。とはいえ、まずは普通の宿の大風呂に。こちらは写真はありませんが、露天と小さなサウナも併殺されており、開放的な気分に浸れます。

夕食後、部屋の露天を楽しみます。電気を消して琵琶湖の静かな波の音に耳を澄ませば、心身共に癒やされます。気がつけば2時間くらいお風呂につかってました。

さてさて、朝食の前のできごとです。朝風呂を楽しもうと思ったら、結構な揺れ。大阪が震源の地震でした。このあたりはそれほど被害はないのですが、新快速が長浜まで一体運用だったりして、身動きとれなくなりました。宿の人が機転を利かせて、長浜まで送っていただけたのですが、この後がなかなか大変でした。ま、それは宿の話とは別ということで。

この地震が起きるまでは当初のもくろみ通り、リトリートとして機能したので、いい宿といえるでしょう。

⬛️ 旅館 紅鮎の食事

なお、食事に関しては夕食と朝食それぞれこちらにまとめています。

▷ 旅館 紅鮎