2018年8月17日金曜日

豊後森機関庫:再び


昨年も訪れた豊後森機関庫に再度訪れました。

▢ 豊後森機関庫


昨年は久大本線がまだ全線復旧してなかったんですよね。ここには高速バスでやってきました。今年は普通に列車に乗ってくることができます。9600の勇姿を再度拝めました。

ここに来る度思うのは、他の状態の悪い静態保存機をここに集めてはどうかということ。こんなに大事にしてくれるならSLも本望でしょう。昨日会った日田のD51もここに持ってくればいいのになあ。



機関庫にも少し変化が。4線分と手前の9600に続く線路に綺麗なバラストが敷かれています。これは整備がすすんでいる証拠でもありますね。日田彦山線復旧とあわせて、貨物専用機を中心にここに集めてSL博物館を作るといい気がします。

赤とんぼが飛んでいます。SLと赤とんぼ、癒やされる光景でした。

2018年8月16日木曜日

日田 そば饅頭食べ比べ





そば饅頭は大好物。上用饅頭の次くらいに好物です。日田には有名なそば饅頭のお店が3つあるので、出来れば食べ比べたいと思っていたら、まず、宿のお茶うけに1つが。それが上の写真。大黒屋菓子舗さんのそば饅頭。きゅっとしまった感じの食感。




後の2軒も宿の近く。一軒はしまってましたが、一軒は行きがけにおさえました。それが次の写真。布善本舗さんのそば饅頭。自然薯感がでた皮とそばの風味がいきてます。



しまっていた一軒も、朝、開店と同時におさえました。ここは鮎もなかも有名ということで。中村家菓舗さんのそば饅頭。餡の黒糖風味が印象的。

そして食べ比べたところ、私的にはまん中の「布善本舗」のそば饅頭がおすすめでした。上用饅頭好きとしては自然薯感が決め手でした。

筑後軌道展


天領日田資料館で筑後軌道展なるものが開催されていました。久大本線全線復旧記念だそうです。展示物の中心はダム関係での遺跡調査による筑後軌道跡なのですが、私にとっては筑後軌道とは「迷列車シリーズ」で知った「駒吉機関車」です。駒吉機関車は写真のみであまりフューチャーされてませんでした。


なんだか映り込みもあって、いまいちいい写真ではないですが、確かに石油発動機関車とあります。


九大本線にちなんだものがいっぱい展示されていました。サボの写真の一番奥、宝泉寺とありますが、これは宮原線(廃線)のもの。明日訪れる予定です。

資料館の近くに筑後軌道のターンテーブルの跡があるとのことで、行ってみましたが、工務店の駐車場になっていて、なんとも... 

とはいえ、こういう軽便鉄道はなぜか心惹かれます。なんででしょうね? 乗ったこともないのに。

▷ 天領日田資料館

日田・壁湯温泉旅行:2日目


▲ 日田・壁湯温泉旅行:1日目


2日目は日田観光をしたのちに、壁湯温泉に移動です。

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昨日、日田豆田町商店街を観光しましたが、十分に回り切れてないのと、昨日は定休日だったある展示物をみるべく、再度、訪れました。

◼️ 日田 そば饅頭食べ比べ


⬛️ 筑後軌道展


筑後軌道展をみたあと、木造の病院や歯科跡を訪問し、ランチにうなぎを。日田もひつまぶしが有名ですが、私はうな重です(笑)。

 ▢ いた屋本家




ここでおみやげのうなぎの箸置きをもらって、そろそろ移動の時間です。
久大本線は特急は便利ですが、普通列車はなかなか不便。次は普通列車でないといけない「杉川内」に移動です。

◼️ 慈恩の滝



「杉川内」は慈恩の滝の最寄り駅です。ゆふいんの森号はこの慈恩の滝を通過するときに徐行して解説してくれます。なかなかの迫力なので立ち寄りたいと思っていました。


間近でみるとさすがにすごいです。滝の裏側近くまで近づくことができます。夏だとというのに涼しいですね。滝から流れでる水に足をつけるとすごく気持ちいいです。ずっと昼寝している人も。なかなかの避暑スポットです。





こんな看板がありました。ここは万年山というのですね。そんなことよりも、この地図をみて、あれっとおもった人は、かなりの廃線マニアです。宮原線が現役のように書いてあります。明日行く予定の宝泉寺駅も現役かのように。よーくみると今日の宿、壁湯の文字も。

そろそろ列車の時間。杉河内に戻るとスコールのような雨。もろにかぶらなくてよかった。旅館の最寄り駅(といっても迎えに来てもらわないといけないくらいの最寄り駅)の引治駅でも土砂降りです。こんなので温泉大丈夫かと思ったら、旅館に着く頃にはやんじゃいました。本当にスコールでした。


⬛️ 壁湯天然洞窟温泉 旅館 福元屋


▼ 日田・壁湯温泉旅行:3日目

壁湯天然洞窟温泉 旅館 福元屋



ずっと来たかった宿です。古い民家宿でなかなかいい雰囲気。温泉は川縁に張り出した岩にくるまれるようなところにあります。温泉は撮影できないので、入り口だけ。


この奥に温泉があります。ここの温泉はぬる湯です。底は岩で、深さもまちまち。岩は固定されていないので、自分の好みで多少動かすことができます。そして...


この写真にあるように2時間はつかってみるといいとのこと。ホントにぬるいので2時間入っても大丈夫です。場所によっては立ったままでも首までつかることができるくらい深かったりするので、体勢を変えて楽しみながら2時間つかりました。

滞在中、3回くらいここに入りましたが、からだを洗ったりではできないので、2つの家族風呂も利用しました。こちらは普通の温度です。

お部屋は広すぎもせず狭すぎもせずちょうどいい感じでした。窓からは川が見えます。川のせせらぎがきけるのはいいですね。




風呂とトイレは共同です。館内の写真は他のお客さんもいてあまりとれませんでしたが、シックで落ち着いた雰囲気でした。

食事に関してはこちらから
  •  夕食:野菜メインなのに酒が飲みたくなるなかなかな品々を堪能。
  •  朝食:朝食も地のもの中心、そして香り米ごはんで、爆食。

宿のご主人と女将は人当たりのいい人でした。近くの滝を教えてもらったりしました。近所のおばちゃんもお手伝いされてるようですが、こちらは割と素っ気ない対応です(^_^)。




2018年8月15日水曜日

日田・壁湯温泉旅行:1日目

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家族旅行はリトリートと切り離して考えていますが、今回はリトリートにもなりました。
ふりかえってみると、図らずも廃線めぐりにもなってました。徐々にアップしていきます。

⬛️ ゆふいんの森号


ゆふいんの森号で日田に移動します。昨年の家族旅行もゆふいんの森号。結構乗車していますね。去年は久大線の橋が流れていたので日豊本線周り。今回は漸く久大本線が全線復旧したので通常ルートです。よかったよかった。




車中で遅めの朝食としての駅弁を食します。その駅弁がこちら。


夜明駅を通過。日田英彦山線はいまだ復旧せず。こちらの行く末はやや不安。是非、鉄道としての復旧をと思いつつ、列車は架け替えられた橋を通り、日田駅に着きました。初日の目的地です。


⬛️ 日田観光

日田観光は豆田町中心にめぐります。

1日目の昼食は日田やきそばにしました。色々と店舗はありますが、少し少なめにしたかったので、2人で1つの日田やきそばと餃子をシェアする予定で餃子も食べられる店をチョイスしたのですが、どうも店の名前がいつの間にかすりかわったようで、日田やきそばとラーメンの店に行ってしまいました。そのお店がこちら。


この後、宿にチェックイン。ランチのお店は宿の近くでもあったのですが、ロッカーに荷物を預けていたので、一旦駅に戻ります。初日は屋形船で鵜飼が見学できる宿をチョイスしました。その宿がこちらです。

⬛️ 日田の宿 よろずや


日田の宿 よろづや


日田での宿はこちら。温泉と屋形船での夕食プランが決め手でした。入り口はなかなか重厚ですが、建物自体は普通のビルです。




お部屋はこんな感じです。それなりに年期が入ってますが、掃除は行き届いており、広くもあります。




窓からは川が見えます。屋形船がいくつも接岸されてました。鵜飼をみながらの夕食が楽しみです。

⬛️ 温泉

温泉ですが、例によって写真はありません。思ったよりもこじんまりしていましたが、宿の規模もそれほど大きくないので妥当なサイズかと思います。小さいながらも露天もあり、ゆったりとつかれました。

⬛️ 食事

屋形船には旅館のロビーから乗り込みます。屋形船は畳敷き。他の旅館も屋形船を出していますが、モダンな椅子スタイルにもあったりしました。

なお食事自体の記事はこちらに
  • 夕食:屋形船で鵜飼をみつつの夕食
  • 朝食:朝食はごはんがすすみます。


乗り込んだ時にはまだ明るかったのですが、食事を楽しんでいるうちに段々くらくなり、綺麗な夜景が拡がります。鵜飼はほぼ食事が一段落した頃に始まります。


⬛️ リンク 日田の宿 よろづや

2018年6月18日月曜日

尾上温泉リトリート


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今年から試みている数ヶ月に一回のリトリート。今回は尾上温泉にきてみました。これはまとめ記事です。今回は関西を襲った地震をもろに受け、あまりリトリートになってない感じもしますが、旅行としては楽しめました。1泊2日ですが、1記事にまとめます。

⬛️ しらさぎ初乗車

はじめて、しらさぎに乗りました。名古屋から米原はがらがら。新垂井線をしれーっと通っていきます。米原では、かなりの人が乗ってきます。ここで方向転換することを知らずに、シート転換でおくれました。

長浜でしらさぎから普通電車に乗り換え、宿の最寄り駅、高月に。

宿に行く前に、気になるそば屋で昼食を。空いてるのかどうか不安でしたが、空いてました。

 ▢ 十割蕎麦 坊主Bar 一休



駅から宿へは送迎バスで移動。宿の記事はまとめていますのでこちらから。

⬛️ 旅館 紅鮎


⬛️ 2日目になんと地震に遭遇

旅館で朝風呂につかる際、結構な揺れ。テレビで見ると大阪が大変な事に。その時はまだ他人事でしたが、このあたりの鉄道は関西圏の端に位置するので、大阪で列車が動かなくなると連動して止まってしまいます。さて、こまった。

旅館の人も心配してくれ、高月駅への送迎は、鉄道が動き出すまで、旅館でゆっくりしてくださいとも申し出てくれました。長浜で観光予定と伝えると、じゃあ、長浜までお送りしますとのことでご厚意に甘えることに。

⬛️ 長浜城



送迎していただきつつ、まずは長浜城に行かれてはということで、立ち寄りました。琵琶湖のすぐそばのお城で、天守閣からみる琵琶湖はなかなか雄大でした。お城の周りが公園になってます。



こういうなかなか絵になる光景が広がっています。しばしたたずみつつ、長浜観光のメインディッシュである長浜鉄道スクエアをめざします。歩いてさほどかからないところにあります。

⬛️ 長浜鉄道スクエア


⬛️ 慶雲閣


長浜鉄道スクエアの向かいが、有名な庭園の慶雲閣。まだまだ鉄道は動きそうにないので立ち寄ってきました。庭も広くてすばらしいのですが、自分的には座敷の広さにちょっと感動しました。

▷ 慶雲閣

⬛️ 鳥喜多

お昼は本当に迷いましたが、てれてれ歩いて丁度店の前だったので、ここに。


⬛️ 黒壁横丁?


昼ご飯を食べたのにもかかわらず、この辺で有名なサラダパンもおさえたいと思い、駅前のスーパーに行ってみたら、なんとこんな感じ。残念。

まだ、鉄道は動きそうにないので、もう少し観光することに。ぶらぶら歩いていると





大魔神がいました。海洋堂のショップらしい。他にもキャラクターいそうなものなのに大魔神って。私のセンスにピッタリ。しかも、地震で足で足止めという今の心情にもピッタリ。


⬛️  路線バスという手があった!




未だ、鉄道は運休。ただ、米原まで行けば、JR東海は動いているかも知れないし、新幹線もある。とにかく、米原まで移動したい。長浜から米原はさほど距離がない。タクシーか? とおもったら、本数は少ないけども路線バスがある。おそらくは同じ考えな人がいると思われ、1時間くらい前から並びました。その時は5人くらいだったのですが、続々と人が増え、あっというの間に40人くらいの列が。しかもやってきたバスが、田舎のちょい小型のバス。私は座れましたが、トンデモな混雑(しかも、割り込みとかいる始末。しかも、隣に座ったりして、ちょっとカチンときました)。

身動きとれないような混雑のまま、約30分位。なんとか米原に。この時点で新幹線は動き出しています。ちょっと馬鹿馬鹿しいけど、新幹線で名古屋へ帰ることに。

ちょっと小腹が減ったので、久々の駅の立ち食い。おそらくこういう機会がないと米原駅の新幹線ホーム立ち食いにはいかないでしょう。

 ▢ 井筒屋@新幹線ホーム


ほどなく、こだまがやってきました。乗ってしまえばあっというまに名古屋です。

⬛️  今回のリトリートの総括

リトリート目的の旅は2回目ですが、今回、1日目はよかったけど、2日目は地震対応で完全に持っていかれました。

とはいえ、やはり、琵琶湖のせせらぎに耳を傾けながら、ぼーっと温泉につかり、ぽつぽつ浮かんでいる気持ちに目を向けながら過ごす体験は、代えがたいものです。

こういう旅、年に数回は持ちたいとなあという気持ちを再確認できました。




長浜鉄道スクエア


長浜観光のお目当てはこちらです。とはいえ、おそらくはこじんまりした感じかなと思っていたら、なかなか充実した展示物。丁寧にみたので90分位滞在しました。


外観はこんな感じ。これは当時の長浜駅らしい。庭?にはいくつかの鉄道関係のオブジェがあります。


そして、当時の状況を表す模型がこちら。当時、東海道本線を想起に完成させるため、琵琶湖は船で連絡していました。ここで琵琶湖の鉄道連絡船に接続していたようです。この手の鉄道の歴史は結構興味深い。


静態保存車輌が2台。屋内なので保存状態は良好です。蒸機びいきの私ですが、手前のD51よりは、奥のED70に注目したいところ。交直両用電機です。小粒だけどパワーのある優れものです。こういうちゃんと保存されているカマはいいですね。しばし眺めて感慨に耽りました。

ちなみに直流と交流の切り替えポイントが長浜にあります。先の琵琶湖鉄道連絡船の件とあわせて、長浜は、鉄道の歴史上、なかなか面白い役割を果たしています。


平日でしかも地震の当日。訪問者はごくわずか。しっかりと展示物を堪能しました。ただ、いまだ鉄道が止まっているのが不安要素。今日中に帰れるのでしょうか。

▷ 長浜鉄道スクエア




2018年6月17日日曜日

旅館 紅鮎


今回は琵琶湖を眺めながら温泉につかり、鮎を堪能できるこのお店でリトリート。部屋も広くなんといっても部屋に小さめだけど露天がついているのがいい。とはいえ、まずは普通の宿の大風呂に。こちらは写真はありませんが、露天と小さなサウナも併殺されており、開放的な気分に浸れます。

夕食後、部屋の露天を楽しみます。電気を消して琵琶湖の静かな波の音に耳を澄ませば、心身共に癒やされます。気がつけば2時間くらいお風呂につかってました。

さてさて、朝食の前のできごとです。朝風呂を楽しもうと思ったら、結構な揺れ。大阪が震源の地震でした。このあたりはそれほど被害はないのですが、新快速が長浜まで一体運用だったりして、身動きとれなくなりました。宿の人が機転を利かせて、長浜まで送っていただけたのですが、この後がなかなか大変でした。ま、それは宿の話とは別ということで。

この地震が起きるまでは当初のもくろみ通り、リトリートとして機能したので、いい宿といえるでしょう。

⬛️ 旅館 紅鮎の食事

なお、食事に関しては夕食と朝食それぞれこちらにまとめています。

▷ 旅館 紅鮎