寸又峡で有名な吊り橋に行く可能性もあったのですが、奥大井湖上駅の鉄橋ですらびびるくらいですから、そちらは断念。当初の目的通り、アプトラインの乗り潰しとします。
旅館をチェックアウトしてバスを待つのですが、まだちょっと時間がある。コーヒーでも飲みたいなあと思っていたら、バス停近くのお店の人に声をかけられます。見れば汁粉があるようで。コーヒーが汁粉に化けましたが、暖かいものでほっと一息してバスに乗り込みました。
▷手作りの店 さとう@食べログ
◼️奥泉駅
昨日と同じ、奥泉駅でバスを下車。ここはアプトラインの主要駅のようで、駅員さんも常駐しています。この駅にアプローチするところに雑貨屋さんがあります。昨日は空いていたのですが、今日は少し早いからかしまっていましたが、この風情がなんか「さだおばさん」を思いだすいい感じ。
昨日は魚臭さも感じたので、おそらく魚も売ってるのでしょう。このあたりの集落には必要不可欠なお店なのかなと思ったり。
駅舎の中もなかなか賑やか。グッズも売っていたりしていい感じ。しばし待つと目的の列車がやって来ました。今日は終点井川をめざします。
◼️アプトライン乗り潰し
奥大井湖上駅以北は今日がはじめて。かなりの時間乗車しますが、全く飽きません。
◼️旧線
昨日、奥大井湖上駅まで行った時に気になった井川線旧線の写真をいくつかアップします。
おそらくこのあたりから分岐したのだろうと思われるところ。この先、崖崩れになっていたように思います。
きれいにトンネルと線路がみえますね。水が増えればみえなくなるところ。
奥大井湖上駅に向かう鉄橋から見える光景です。ここも水が少なかったからみえたのかと思います。
奥大井湖上駅から見える光景です。旧線や廃線の持つなんともいえないもの悲しい感じが好きです。出来たら近くまでいって歩いてみたいところ。
◼️尾盛駅
この駅、テレビで見た気がします。たぬきがいてほのぼのする感じがしますが、駅にアプローチする道のない駅だとか。
◼️井川ダム
いよいよ終点近く。井川ダムがきれいにみえるところが。割と上手くとれました。これ以外にも非常に高い鉄橋を渡ったりと見所は一杯でした。
◼️井川駅
この記事冒頭の写真も井川駅ですが、駅舎はこんな感じ。トンネル出てきゅっとまがったところに終点があります。さらに構内には
分岐してさらにトンネルへと続く線路がありますが、これは廃止されている様子。廃止されてるなら歩いて見たくなります。
折り返しの便まで30分程度あります。駅はちょっとした高台にあり、階段を降りるとちょっとしたものを売ってるお店がありました。こういうところでたべるお団子はおいしいですね。
▷食事処 やまびこ@食べログ
◼️バスでのショートカット
井川駅から千頭駅に戻る際、その先の乗り継ぎの関係から、閉蔵駅で下車し、バスに乗りました。トロッコ列車だと1時間30分くらいの行程を、バスだと30分位になります。ショートカットできるのは助かります。
閉蔵駅はこんな感じ。車掌さんが降りてきて、バス停まで様子を見に来てくれます。私も含めて4人くらいのお客さんがバス利用のためにここで下車してバス停に向かいました。
バスの本数もさほど多くはありませんが、ショートカット用に列車と連動したダイヤのようなので活用しやすいと思います。バスに乗れば、トロッコ列車とは違う角度から路線の様子を観察できます。先述のアプト区間もバスに乗ればこその写真です。
◼️千頭でランチ断念
大井川鐵道SL資料館に入ってみるとロコプラザよりも渋めの資料がたくさん。その象徴がまさにこれ。
ちょっと前に探し求めていたHOゲージのトビーです。お供はヘンリエッタではありません(笑)。しかし、こんなところで遭遇するとは。
◼️再び南海電車
千頭から金谷まで帰りの列車も南海電車でした。出来れば近鉄特急に乗りたかったなあ。この列車も席は全部埋まるほどの乗車率でした。