2019年8月10日土曜日

高千穂旅行:1日目


 高千穂はずっと行きたかったところですが、旧高千穂線が廃線になって鉄道のアクセスがなくなり、バス一択となったため、後回しになったところです。今回、思い切ってバスでの訪問を決意しました。博多バスセンターからの出立です。お盆の渋滞のため、おそらく基山あたりまでのろのろでした。北熊本サービスエリアで休憩があり、その後、高速を降りて山道をすすみます。

 いくつかの停留所をすぎたのち、高千穂バスセンターに。見た目はそこそこの規模があるようにみえて、大半が衣料品店でした。お土産やさんでもありません。なかなかシュールです。写真撮り忘れが残念。

 ランチは蕎麦。20分少々待ちましたが、無事入店。詳しくはこちらから。

▷ 天庵@食べログ

▶ 高千穂あまてらす鉄道



 トロッコで高千穂橋梁に行くことができるため、まずはここを抑えようと伺いましたが、最終便まで一杯とのこと。出直すことに。ここに関しては別記事にまとめましたのでリンクより。

◼️ 天野岩神社


 タクシーにて天岩戸神社へ移動。本殿はあの天岩戸を隠す感じで立てられています。天岩戸は宮司さんの説明ツアーに参加すると拝顔することができます。上手い具合にツアーに参加出来ました。なお、岩戸を拝顔するにはお祓いを受けます。撮影禁止エリアに岩戸はありました。



岩戸神社の先には天安河原があります。少々の距離を下りますが、ここは是非に訪れるべき。他でみることの出来ないような光景が広がっています。神聖な場所という感じがしました。



 ここに行く道は川沿いでとても涼しいし、この川がまたとてもきれいなのですね。はげしい流れもあれば、


 このように緩やかなところも。水は澄んで心が洗われる感じ。以前書きましたが、私にとってはやっぱり緑と川の流れが癒しになるようです

 さて、神社の感想としては主題からそれますが、なんともシュールなものをみつけました。しかも天岩戸神社だけでなく高千穂神社でも。別記事でアップします。

▶ シュールな清め処ポスター


 旅館 神仙

 今日の観光をとりあえずここまで。旅館にタクシーで移動しました。旅館の記事はリンクから。

◼️ 夜神楽





 高千穂神社では毎日夜神楽が行われています。旅館の人が会場の高千穂神社まで送り迎えしてくれます。7時20分頃に会場に着きましたが、すでに中程くらいまでお客さんで一杯です。演者はすべて地元の人とのこと。365日やり続けるとはなかなかハードな...


 演目は4つ。岩戸をサーチし(第1幕)、引き出すための舞(第2幕)、力ずくで開封し(第3幕)、ほっと一息(第4幕)といった具合。正確な表現ではないですが、ミュージカル好きとしてはこういう表現が思いつきます。



 ちなみに写真は上記の説明順になってます。神楽も地元の人がやってます。生演奏はさすがの迫力です。



どうも神楽やってる人は舞手にもなっているらしく、トータルで5人ですべてがまわっているというすごい構成。第3幕の迫力が印象残ってるなあ。




 4幕は会場との絡みが楽しい。すべての演目は本来はそれぞれ1時間くらいあるらしい。ここでは10分位のダイジェスト版。

 神楽は太鼓の響きがすごいけどリズムとしては単調。だからこそ逆にタイミングとか難しいだろうと思います。舞の転機もどのタイミングなのかなかなか難しそう。神事だしお面での舞だから個性を出してはいけないけど、その中に個性がにじみ出るという歌舞伎的な芸能(?)なんでしょうね。なかなか感動的でした。

▶ 高千穂旅行:2日目に続く







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