2020年5月31日日曜日

レイアウトHack:汚しは水彩の方がよさそう。


 まだ、土木作業的なことが中心ですが、所々、美術部的作業も入ってきます。トンネルポータルの汚しがそのひとつ。製品自体の出来がいいので、全体的な塗装はなくても汚しを入れればいい感じです。
 
 おそらく王道はプラ用塗料などを使うのでしょうが、種々の事情でできるだけ簡便な方法ですすめたい。そこで出番なのが水彩絵の具とアクリル絵の具。アクリル絵の具は様々なものに塗って乾けば耐水性もありいいのではと思ったのですが、仕上がり具合から汚しには水彩の方がよさそうです。汚し塗装は塗った後、さっと拭いて、へこみに色が残るのがベスト、しかも均一性がない方がリアルです。アクリル絵の具をふくと凸部分の塗料のとれかたがちょい薄く、拭いた結果もかなり均一な仕上がりに。これは通常はありがたいことだと思うのですが、汚しにはチョイ不向き。その点、水彩はそもそも色ののりが少し悪かったり、拭いたときのとれかたも拭くものへ水分を含ませて調整すれば、かなり結果が変わり、アナログな出来になります。色落ちが気になりますが、少なくともプラ製品では問題なさそう。どうしても気になれば、つや消しクリアをさっと拭いておけばいいかと。

 バラスト汚し塗装はどっちでもさほど変わらない感じなので、線路にも塗料がのることを考えるとアクリル使った方がよさそう。ここもエアブラシがオーソドックスな工法みたいですが、導入は検討するものの、筆塗りでもそれなりに仕上がります。

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